LED光による転移性骨腫瘍の新規治療開発

• 研究課題/領域番号: 24K12395
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分56020:整形外科学関連
• 研究機関: 徳島大学
• 研究代表者: 西庄 俊彦 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 特任准教授 (40444723)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: LED / がん骨転移

研究開始時の研究の概要

発光ダイオード(Light Emitting Diode: LED)の光照射は生体に様々な影響を及ぼす。青色光は抗腫瘍効果を示すことが各種がん細胞で報告され、赤色光は組織治癒を促進するとされ、再生医療への可能性が示唆されている。我々はこれまで原発性悪性骨・軟部腫瘍細胞に対して青色LED光が抗腫瘍効果を示すことを明らかとしてきた。骨代謝の光照射については、破骨細胞による骨吸収を抑制し、骨形成を促進するという報告が近年散見される。本研究では LED光のがんの抗腫瘍効果と骨代謝に対する分子細胞学的な作用機序を解明し、転移性骨腫瘍の新規治療開発を目指す。