食生活の欧米化に伴い前立腺がんの罹患率は我が国でも増加している。アンドロゲン依存的に増殖する前立腺がん治療には抗アンドロゲン療法が効果的だが、抵抗性がん(去勢抵抗性がん)の再発が起き予後不良であることから早期の治療開発が望まれている。これまで申請者らは、前立腺がんの悪性化に伴い、ミトコンドリア融合因子Opa1の発現上昇、またOpa1の発現を前立腺がんマウスモデルにて上昇させると悪性度が高くなることを見出した。本研究の目的は、前立腺がんの特性プロファイル、及びOPA1の前立腺がん細胞における悪性化機構を明らかにし、OPA1が去勢治療抵抗性がんの新規治療ターゲットなり得るか検証することである。
|