研究課題
基盤研究(C)
2024年度は、既にUPFL細胞株でPPARγの発現確認とknock-outを実施し、増殖能低下を観察しているので、PPARγシグナル関連分子の解析及び最適なPPARγ阻害薬選定を行う。2025年度は、選択されたPPARγ阻害薬のマウスモデルによる治療効果と腫瘍免疫微小環境の解析を行う。免疫細胞浸潤の変化を調査し、治療による腫瘍免疫状態の変化を明らかにする。2026年度は、FGFR3変異膀胱癌に対する新規治療シークエンスの探求を進める。PPARγおよびPD-L1の発現と膀胱癌の臨床情報との相関を解析し、適切な患者群の特定と新規治療戦略の開発に努める。