研究課題
基盤研究(C)
進行卵巣がん新規治療法の開発を目指す。血管新生調節因子バソヒビン1はさまざまな血管新生因子を抑制できる。一方、基礎検討では明らかな副障害は確認されていない。アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターは安全であり様々な臓器に遺伝子導入可能で、長期にわたる治療効果が期待できる。バソヒビン1を搭載したAAVベクターを骨格筋などに投与し発現させ、血流を介してがんに作用させる全く新しい治療戦略の有効性を検討する。