卵巣組織凍結Vitrification法における組織内卵子ミトコンドリア機能向上の探究

• 研究課題/領域番号: 24K12612
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分56040:産婦人科学関連
• 研究機関: 聖マリアンナ医科大学
• 研究代表者: 杉下 陽堂 聖マリアンナ医科大学, 医学研究科, 准教授 (20587745)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 卵巣組織凍結 / ミトコンドリア / 抗酸化 / Vitrification

研究開始時の研究の概要

既報の研究では凍結卵巣組織内に存在する卵胞内卵子の受精能力や受精後胚発育能力は明らかになっていない。Vitrification法の治療成績を最大化させる糸口として、凍結卵巣組織内の卵子に着目し、卵子内ミトコンドリア恒常性の維持が卵巣組織凍結プロトコールの成績向上における解決策の糸口になる可能性を見出した。本研究では、凍結融解卵巣組織内卵子におけるミトコンドリア機能障害の立証と、卵子内ミトコンドリア機能障害の原因を検証することと設定し、卵子ミトコンドリアの恒常性を維持できるVitrification法の改良、治療成績の向上につなげる。