研究課題
基盤研究(C)
子宮頸癌症例は、HPVワクチンの開発にもかかわらず現状ではまだ増加傾向を示し、病巣が多岐に渡る進行症例や化学療法抵抗性症例に対しては確立した治療法は存在せず新たな治療開発が急務である。三酸化二砒素(ATO)は、子宮頸癌に対してもその治療効果が期待される薬剤であり、その作用機序にHeme oxygenase1(HO1)の関与が考えられる。HO1によるATO治療への影響を分子生物学的に評価する。