研究課題
基盤研究(C)
内耳の蝸牛・半規管・内リンパ嚢の内リンパ腔は1つに繋がっており、イオン輸送や水の輸送調節により繊細に圧調整されていると想定される。本研究では、内耳での圧感知・圧調節機構を解明することを目指す。そして、内耳の圧感知機構・調節機構をコントロールし、メニエール病、遅発性内リンパ水腫、低音障害型感音難聴等の新規治療法開発につなげることを目指す。そして、働き盛り世代に好発するこれらの疾病による経済損失、社会損失をなくし、健康的かつ健全な社会の実現につなげたい。