研究課題/領域番号 |
24K12702
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
|
研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
金城 貴夫 琉球大学, 医学部, 教授 (30284962)
|
研究分担者 |
喜名 振一郎 群馬大学, 大学院医学系研究科, 講師 (40422422)
与儀 翔平 琉球大学, 医学部, 助教 (60973716)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 中咽頭癌 / HPV / PARP活性 / 予後 / 臨床応用 |
研究開始時の研究の概要 |
HPV陽性の中咽頭癌は、HPV陰性の癌より放射線や化学療法への感受性が高い事が知られているが、その機序は不明である。培養細胞にHPV16 E6を発現させるとPARPが強く発現し、著しいポリADPリボシル化が誘導される。PARPはDNA修復酵素の一つであるが、過剰なポリADPリボシル化は、PARP活性の低下とアポトーシスを誘導する。従ってHPV陽性の中咽頭癌では、E6の発現が過剰なポリADPリボシル化を誘導し、PARP活性を低下させ、抗癌剤や放射線への感受性を亢進させていると考えた。本研究は、HPV感染によるPARP活性の低下が治療感受性に与える影響を明らかにし、さらに臨床応用への発展を目指す。
|