気道上皮細胞が発現するp63/p73を起点とした2型炎症環境形成機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24K12703
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
• 研究機関: 札幌医科大学
• 研究代表者: 久保 輝文 札幌医科大学, 医学部, 助教 (90580019)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 気道上皮細胞 / アレルギー性鼻炎 / 気管支喘息 / p63/p73 / 2型炎症

研究開始時の研究の概要

私たちはアレルギー性鼻炎および気管支喘息の病変部の上皮細胞に発現する転写因子p63/p73が様々な外的・内的因子を下流の生体反応を導く上で重要な役割を果たしていると仮説を立てています。したがって、本研究では① 気道上皮細胞の分化と増殖に生じた機能恒常性の変化、② 2型炎症環境を促進あるいは抑制するような気道上皮細胞の免疫学的機能、③ 気道上皮細胞の物理的バリア機能制御機構を解明し、気道上皮細胞の役割を多面的かつ一元的にとらえようと試みます。