口腔扁平上皮癌におけるTERTプロモーター変異の臨床的意義の解明

• 研究課題/領域番号: 24K12714
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分56050:耳鼻咽喉科学関連
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 齊藤 祐毅 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (40611009)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 口腔がん

研究開始時の研究の概要

保険がんゲノムパネル検査のデータベース（CCAT）解析を通じてTERTプロモーター領域の変異が口腔癌に特徴的であり、変異陽性症例は若年発症、女性に多く、特徴的な共変異を伴う事を見いだした。この先行研究を元に、初回治療例でのTERTプロモーター変異陽性口腔癌の頻度、臨床的予後の特徴を明らかにし、TERTプロモーター変異と関連する発現遺伝子を明らかにする。本研究の成果により口腔癌に新たなサブグループを創出し、口腔癌治療の最適化を行うテーラーメイド治療確立の基盤とする。