研究課題
基盤研究(C)
我々が開発した、感染性ぶどう膜炎・多項目PCR検査キット(Direct Strip PCR)は、眼内液から、簡便迅速に病原体9項目を網羅検出可能な試薬である。2019~22年度科研費基盤(C)にて、眼内炎・角結膜炎キットも確立・多施設研究を完遂し、また、2020年度AMED橋渡し研究シーズA、21年度シーズpreB、2022~23年度シーズFを連続獲得し、全国40施設と共に、医師主導臨床性能試験(薬事申請)を完遂した。本研究では、これら先行研究検体を、次世代シーケンサー(NGS)で効率的にシーケンスし、頻度が高い病原体は多項目PCR検査に追加、臨床現場検査に対応させる。また、NGS医療機器用眼感染症網羅的遺伝子パネル構築に繋げる。