研究課題
基盤研究(C)
これまでの我々の研究結果から、瘢痕を残さない創傷治癒過程の表皮ではK17の発現が認められず、瘢痕を残す治癒過程(胎生15日以降)の表皮ではK17の発現が認められ、K17は他の5つの遺伝子に比べ創傷部と正常部での発現にも大きな差が見られたことから、K17が瘢痕形成を起こすか否かについて研究を行う。K17の瘢痕形成における役割を解明することで、瘢痕抑制や創傷治癒促進につながる可能性を模索する。