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プラズマ活性溶液による難治性潰瘍治療の検討

研究課題

研究課題/領域番号 24K12845
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56070:形成外科学関連
研究機関名古屋大学

研究代表者

樋口 慎一  名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (20892392)

研究分担者 蛯沢 克己  名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (20397459)
橋川 和信  名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (90403237)
研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード低温大気圧プラズマ / 慢性創傷 / 難治性潰瘍
研究開始時の研究の概要

われわれ形成外科の分野の中で創傷治癒と呼ばれる、体が本来持っている傷を修復する仕組みに関する分野は基本的ですが非常に複雑です。大気圧で室温でも適応が可能なプラズマ(低温大気圧プラズマ)が医療分野にも適応されるようになりました。低温大気圧プラズマが治りにくい傷に効くことがわかってきましたが、その機序に関しては未だ不明です。われわれの目的は低温大気圧プラズマが傷が治る過程においてどのような影響を及ぼしているかを検討することです。

研究実績の概要

本研究ではプラズマ活性溶液が創傷治癒の促進に与える影響を研究することが目的であるが、その機序については未だ明らかとなっていない。大気圧プラズマを照射することにより産生された活性酸素が創の清浄化を行い創面の環境を整えることで創治癒を促進する可能性については示唆されているが、サイトカインなどへの影響を検証した報告はない。
本年度の研究計画に沿って、まずはプラズマ活性溶液に含有されるラジカルパターンの解析を行った。本学にある大気圧プラズマ装置を用いてPALを作成した。アルゴン、窒素、酸素混合ガスをプラズマヘッドに流した条件下で乳酸リンゲル液に照射を行った。市販のキットを用いてH2O2、NO2の解析を行った。
また、プラズマ活性溶液が線維芽細胞に与える影響の解析も行った。ヒト線維芽細胞を培養し、細胞培養液(Control)、乳酸リンゲル液、プラズマ活性乳酸リンゲル液(PAL)を添加して細胞増殖因子の発現を測定した。線維芽細胞においてはFGF, VEGFの発現は3群間で有意差は認められなかった。まずは単一条件下で実験を行ったが細胞増殖因子の発現の差異が認められなかったため、現在はプラズマ照射時間や、PALの濃度、投与回数などの条件も変更して各種条件下でPALが細胞増殖因子に及ぼす効果の検討を行っているところである。線維芽細胞以外の細胞に対しても各種条件下でPALを投与して解析を進めていく予定である。

現在までの達成度
現在までの達成度

3: やや遅れている

理由

プラズマ活性溶液によるサイトカインに与える影響の研究の一部は結果を得ることができたが、各種条件下での細胞増殖因子に与える影響は現在進めているところであり、やや遅れていると判断した。

今後の研究の推進方策

In Vitroでのサイトカイン解析を進める。最適な投与回数と投与量についても検討を行う。同時にマウスの難治性潰瘍モデルの実験系を確立していく。

報告書

(1件)
  • 2024 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2024-04-05   更新日: 2025-12-26  

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