研究課題
基盤研究(C)
感染した難治性潰瘍は、創傷被覆材や陰圧持続 療法も使用できずに昔ながらの連日洗浄、デブリードマン、軟膏処置に逆戻りする。たとえ 治癒しても付属器の無い瘢痕治癒となる。抗生剤投与も並行して行われるが、多剤耐性菌が 検出されると更に難治性となる。本研究では「感染創に積極的に使用でき、かつ付属器 を含めた組織再生を難治性潰瘍にもたらす」という目的を達成するために、組織再生を促すバイオインクとファージを混合して3Dプリントし、新規スキャフォ ールドを開発する。