研究課題
基盤研究(C)
DX-MIの利点(破折抑制)を生かし、欠点(感染源残存)を最小限にする事が本研究の要諦である。狭小な根管では、機械的清掃器具到達困難な部位は化学的清掃に依存する他になく、従来法に加えて洗浄液を活性化する超音波や音波洗浄法等が試みられてきた。しかしこれらにおいても超音波(音波)チップの周囲のみしか活性効果が及ばないため、特に高度低侵襲な狭小根管ではチップの接触により振動を効果的に伝播できず、根尖部にチップが届かない以上、根尖部での清掃効果は僅少となり、満足できる手技ではなかった。そこで我々は2つの新規清掃法を独自に研究および開発を立案している。