歯髄においてBMP-1-GBA1経路が細胞増殖とDNA複製に寄与する機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24K12954
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分57030:保存治療系歯学関連
• 研究機関: 神奈川歯科大学
• 研究代表者: 室町 幸一郎 神奈川歯科大学, 歯学部, 診療科准教授 (50637072)
• 研究分担者: 吉垣 純子 日本大学, 松戸歯学部, 教授 (40256904) ; 中野 令 国立研究開発法人理化学研究所, 生命医科学研究センター, 研究員 (60755619)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 象牙質・歯髄複合体 / BMP-1 / GBA1

研究開始時の研究の概要

先の研究結果からヒト歯髄培養細胞 (human dental pulp cells (hDPCs))においてbone morphogenetic protein (BMP)-1の下流にglucosylceramidase (GBA1)が存在し、細胞増殖とDNA複製に関連する可能性を見出しており、siRNAを用いたGBA1ノックダウン系を用いて検証を行う。
また、BMP-1処理したhDPCsにおいてGBA1はimportin-βによる核内輸送経路によって核移行することを見出している。GBA1中のNLS候補アミノ酸配列を欠失させた変異体を作製することで核へ集積する機序の検証を行う。