研究課題
基盤研究(C)
本研究では、タモキシフェン投与によって全ての細胞からLRP1発現を欠損させるマウスを作製して、①LRP1が歯周組織代謝に対する主要な制御因子であること、②歯周組織代謝を歯根膜幹細胞が制御すること、③歯根膜幹細胞とマクロファージがLRP1による相互関係を有すること、そして、④ LRP1を介する骨代謝を制御するシグナル経路を明らかにする。これらの実験によって、LRP1による歯周組織代謝の制御メカニズムを解明することで、新たな歯周組織再生法を開発する。