研究課題
基盤研究(C)
装着した補綴修復物や接着した矯正装置を容易に脱着する汎用的な技術が望まれている。申請者は,これまでに「近赤外線で加熱可能な発熱源」と「熱により膨張するカプセル」を利用することで,近赤外線照射により接着強さが低減できることを明らかにした。本研究では,本セメントの組成や照射条件を追究し,応用可能な補綴修復装置・矯正装置の要件を明らかにすることで,近赤外線照射で脱着可能な接着システムの確立を目指す。