嚥下衝動（Urge to Swallow）の定量的評価方法の開発

• 研究課題/領域番号: 24K13043
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分57050:補綴系歯学関連
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 野原 幹司 大阪大学, 大学院歯学研究科, 准教授 (20346167)
• 研究分担者: 藤井 菜美 大阪大学, 歯学部附属病院, 医員 (90635377)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 嚥下衝動 / 嚥下障害 / 嚥下反射

研究開始時の研究の概要

本研究では「飲み込みたい感覚」を「嚥下衝動：Urge to Swallow」と定義し，その存在および評価方法を確立することを目的としている．評価方法が確立されれば，健常者と高齢者において嚥下衝動を評価し，その結果の比較を行う予定である．嚥下衝動は上位中枢と嚥下反射のミッシングリンクを埋める可能性を秘めており，その評価方法を確立することができれば，新しい嚥下機能評価方法や誤嚥防止の訓練など，これまでにない視点からの治療オプションの開発に繋がることが期待できる．