歯の喪失が引き起こす認知機能低下の機序をメタボローム解析により解明する

• 研究課題/領域番号: 24K13045
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分57050:補綴系歯学関連
• 研究機関: 藤田医科大学
• 研究代表者: 横井 美有希 藤田医科大学, 医学部, 助教 (90826869)
• 研究分担者: 大上 博史 広島大学, 医系科学研究科(歯), 助教 (70711307) ; 吉田 光由 藤田医科大学, 医学部, 教授 (50284211) ; 小田 凌也 広島大学, 先進理工系科学研究科(理), 助教 (10853682)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2024年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
• キーワード: 認知機能 / 歯の欠損 / 腸内細菌 / 代謝物質

研究開始時の研究の概要

歯の喪失による認知機能の低下が起こるメカニズムに関して、申請者らはこれまで脳内のBDNFの発現抑制など脳で起こる事に焦点を当てていた。近年、腸脳相関と言われるように、腸内細菌叢と脳の関連が明らかとなってきていることから、歯の喪失による腸内細菌叢の変化によりメタボローム（代謝物）に影響を与えている可能性に着目し、実験的に歯を喪失させたマウスのメタボローム解析を行うことにより、歯の喪失が認知機能を引き起こすメカニズムの一端を明らかにすることを目的としている。