睡眠時ブラキシズム患者特異的な神経生理学的機能変化の検証

• 研究課題/領域番号: 24K13054
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分57050:補綴系歯学関連
• 研究機関: 昭和大学
• 研究代表者: 安部 友佳 昭和大学, 歯学部, 講師 (80614156)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2024年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: 睡眠時ブラキシズム

研究開始時の研究の概要

睡眠時ブラキシズムは睡眠中の非機能的な顎運動で、その顎口腔系への為害作用は歯科治療の予後を大きく左右し、患者QoLの低下を招く一因となり得るが、その詳細な発症機序は未だ明らかではない。本研究では、抑制性GABA作動性ニューロンの睡眠中の活性減弱による細胞間ネットワーク変化が睡眠時ブラキシズムに発症するのではないか、という仮説を検証するため、患者由来疾患特異的iPS細胞から誘導したニューロンを用いて、その電気生理学的特性を明らかにし、また、RNAシーケンスにより細胞間ネットワークおよび遺伝子発現の機能的変化を検討することを目的として実施する。