MRIを用いた高精度口腔癌リンパ節転移予測法の確立

• 研究課題/領域番号: 24K13094
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分57060:外科系歯学関連
• 研究機関: 長崎大学
• 研究代表者: 榮田 智 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 助教 (80325662)
• 研究分担者: 佐々木 美穂 長崎大学, 病院(歯学系), 助教 (10437874) ; 高木 幸則 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 准教授 (30295084) ; 片山 郁夫 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 助教 (80295089) ; 大場 誠悟 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 客員研究員 (80363456) ; 角 美佐 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 教授 (90284702)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: MRI

研究開始時の研究の概要

口腔癌において、頸部リンパ節転移の有無は予後を左右する因子であるため、その診断はきわめて重要である。MR画像は原発巣の深達度などの形態情報に加え、細胞密度や血流動態などの機能情報を得ることができる。しかし、これらの情報を原発巣の診断には活用しても、リンパ節転移予測への活用は十分ではない。そこで、Radiomicsを用いた転移予測への活用を図る。Radiomicsでは、全ての画像情報を数値化し定量的に解析するため、高精度で再現性の高い予測診断が可能となる。したがって本研究における高精度頸部リンパ節転移予測法の確立は早期診断のみならず、治療法の決定や、患者予後の推定に役立つことが期待される。