前炎症状態インフラメージング骨微小環境のMRONJ重症化リスクに関する検討

• 研究課題/領域番号: 24K13143
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分57060:外科系歯学関連
• 研究機関: 滋賀医科大学
• 研究代表者: 高岡 一樹 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (60373122)
• 研究分担者: 山根木 康嗣 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (00434944) ; 上田 美帆 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (10774391)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: MRONJ / 骨微小環境 / 老化

研究開始時の研究の概要

細胞老化を起こした細胞は単に細胞分裂を停止しているだけではなく、炎症性サイトカインなどのタンパク質を分泌している。この現象はSASP（senescence-associated secretory phenotype）と呼ばれている。炎症性SASP因子による破骨細胞の分化および骨吸収能の影響を確認するため、炎症性SASP因子を破骨前駆細胞に投与し、分化能および骨吸収能を検討する。また、老化マウス骨髄からの破骨細胞の炎症性SASP因子の産生を評価する。さらに、ビスホスホネートを用いて作製したMRONJモデルマウスの破骨細胞の病理組織学的検討および炎症性SASP因子の評価を行う。