EGFRシグナルに着目した口腔がん微小環境の免疫動態の解明と新規がん免疫療法への応用

• 研究課題/領域番号: 24K13160
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分57060:外科系歯学関連
• 研究機関: 熊本大学
• 研究代表者: 平山 真敏 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 助教 (50779171)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 口腔癌 / 制御性T細胞 / 腫瘍浸潤リンパ球

研究開始時の研究の概要

近年、EGFRシグナルが腫瘍微小環境の免疫動態に関与していることが報告されている。しかし、口腔がんにおいて、EGFRシグナルと腫瘍微小環境の免疫動態の関連性や、抗EGFR抗体による腫瘍微小環境の免疫動態の変化はまだ解明されていない。そこで本研究の目的は、口腔がんに対するより奏功性の高い新規がん免疫療法の開発を目指し、① EGFRシグナルと口腔がん微小環境の免疫動態の関連を解析し、② これらの結果をもとに、ICIと抗EGFR抗体を併用した複合がん免疫療法の前臨床研究を行い、口腔がん薬物療法の発展に資することである。