セルフケアとプロフェッショナルケアによる歯周病予防の効果を高めるための基礎研究

• 研究課題/領域番号: 24K13270
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分57080:社会系歯学関連
• 研究機関: 日本大学
• 研究代表者: 中井 久美子 日本大学, 歯学部, 講師 (50736725)
• 研究分担者: 川戸 貴行 日本大学, 歯学部, 教授 (50386075) ; 小菅 康弘 日本大学, 薬学部, 教授 (70383726) ; 田中 秀樹 日本大学, 歯学部, 准教授 (90434076)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 電動歯ブラシ / 菊抽出物（MBP） / 歯肉線維芽細胞 / 上皮細胞

研究開始時の研究の概要

歯周病の有病率は経年的に増加しており、発症・進行阻止の要となるセルフケアとプロフェショナルケアの充実が望まれる。歯ブラシの物理的な刺激や歯磨剤と洗口剤の薬効成分は主に歯肉に作用するが、歯肉上皮下の結合組織にまで効果が及ぶことでより高い効果が期待される。
本研究では、深部到達性を有する超音波振動と、安全性とコスト面に優れる天然由来成分の歯科予防分野への応用に着目した基礎研究を実施する。すなわち、ヒト口腔由来上皮細胞と歯肉線維芽細胞に超音波振動または天然由来成分を作用させて、各細胞の機能に及ぼす影響を検討する。また、細胞研究で得られた結果をもとに、歯周病動物モデルによる効果の検証を行う。