研究課題/領域番号 |
24K13392
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
小宮 幸作 大分大学, 医学部, 教授 (50727550)
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研究分担者 |
御手洗 聡 公益財団法人結核予防会 結核研究所, 抗酸菌部, 部長 (30501671)
吉田 光範 国立感染症研究所, ハンセン病研究センター 感染制御部, 主任研究官 (70772630)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2025年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2024年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 非結核性抗酸菌 |
研究開始時の研究の概要 |
非結核性抗酸菌症は、急速に増加している難治性の呼吸器感染症である。従来ヒトからヒトへは感染しないとされていたが、近年基礎疾患を有する患者間で伝播を示唆する報告が複数みられる。申請者らは、患者および病院内の環境由来株の全ゲノム解析を通して、非結核性抗酸菌症のバイオエアロゾルを介したヒト‐ヒト感染の可能性を世界で初めて証明した。しかし、医療行為を介した接触伝播、院外環境からのエアロゾル感染も伝播経路として総合的に考慮する必要がある。本研究では、患者、医療従事者、院内外の広範な環境調査と分離菌の全ゲノム解析を行うことで、非結核性抗酸菌の伝播経路の実態を明らかにし、さらに推定経路の遮断効果を検証する。
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