研究課題/領域番号 |
24K13433
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58020:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含む
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研究機関 | 国立水俣病総合研究センター |
研究代表者 |
坂本 峰至 国立水俣病総合研究センター, その他部局等, 所長特任補佐 (60344420)
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研究分担者 |
丸本 倍美 (澤田倍美) 国立水俣病総合研究センター, その他部局等, 主任研究員 (00335506)
中村 政明 国立水俣病総合研究センター, その他部局等, 部長 (50399672)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 水俣病 / 患者拡散 / 病理 / 水銀濃度 |
研究開始時の研究の概要 |
チッソ水俣工場から排水と共に水俣湾に流されたメチル水銀により、当初は水俣湾周辺漁村に患者が多発した。しかし、1958年に排水経路を不知火海に繋がる水俣川河口へと変更した。その結果、水俣以北への汚染と患者発生の拡散を招いたと言われる。 本研究では、チッソの排水経路変更に伴う水俣以北地域への患者拡散や患者の重症度の変化について、発症時期と居住地が明確で、脳病変の重症度を客観的に評価できる病理所見データを用いて解析を行う。更に、日本の魚介類の水銀濃度暫定基準値作成の基となったジチゾン比色法によって得られた水銀濃度の精度と問題点を、原子吸光法で測定された値と比較することで明らかにする。
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