| 研究課題/領域番号 |
24K13512
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
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| 研究機関 | 聖路加国際大学 |
研究代表者 |
西 信雄 聖路加国際大学, 専門職大学院公衆衛生学研究科, 教授 (80243228)
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| 研究分担者 |
小野 洋平 聖路加国際大学, 専門職大学院公衆衛生学研究科, 助教 (70980506)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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| キーワード | システム・ダイナミクス / 順序付きパネルデータ比較法(COPAD) / 因果ループ図 |
| 研究開始時の研究の概要 |
国民の健康水準の向上には、各自治体における健康増進部局と他部門の連携が必須である。本研究は、各都道府県の統計指標について経時的かつ包括的観点から各指標間の関連を探索する手法を確立することを目的とする。総務省統計局社会・人口統計体系による人口・世帯、福祉・社会保障等の基礎データおよび指標のパネルデータを対象に、「順序付きパネルデータ比較法」を用いて指標間の関係性を推移の方向性と四分位による順序の異同をもとに網羅的に検討する。我が国が男女平等の達成度で国際的に遅れていることから、政治・経済分野の男女参画状況の指標等も考慮して分析結果をシステム思考により考察する。
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| 研究実績の概要 |
各都道府県の統計指標について、経時的かつ包括的観点から各指標間の関連を探索的に分析し、その結果を可視化することを目的として研究を実施した。総務省統計局社会・人口統計体系の都道府県別データについて、2010年度、2015年度、2020年度の3時点のパネルデータとして分析を行った。4503 変数の中から欠損値が存在する変数を除き,1589変数を解析対象とした.分析は順序付きパネルデータ比較法(Comparison of Ordered PAnel Data: COPAD)と名付けた方法を用いた。COPADは、任意の2変数について一方の変数の各時点での四分位別に他方の変数の変化をグラフ化し、二元配置分散分析による検定を行ったうえで変数間の組み合わせを類型化するものである。 初年度の研究として、変数間の有意な組み合わせが社会・人口統計体系の領域別に偏りがあることを明らかにした。例えば、A 人口・世帯とJ 福祉・社会保障では60 %以上であったが,E 教育とC 経済基盤では1.25 %であった。また、変数間の有意な組み合わせを順次つなげて、システム・ダイナミクスの定性モデルである因果ループ図を作成することは、網羅的な検出方法では計算爆発により困難であることがわかった。これは、変数間の複雑なネットワークが因果ループ図の網羅的な自動作成を困難としているためであった。今後、COPADをもとに効果的に因果ループ図を検出するため、システム原型と呼ばれるパターン化された因果ループ図を中心に検討を行う。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
学会発表を重ねることにより、検討課題が明らかになってきている。
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| 今後の研究の推進方策 |
COPADをもとに効果的に因果ループ図を検出するため、システム原型と呼ばれるパターン化された因果ループ図を中心に検討する。これまでの研究成果をさらに発展させて論文化を進める。
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