研究課題
基盤研究(C)
看護者が対象となる人と意思疎通を図ることは、援助的人間関係の確立のために大変重要であり、全ての看護の基盤となるものがコミュニケーションである。重要なコミュニケーションとしてまず挙げられるのが、傾聴の技術である。これまでリフレクション機能を有する看護実習生-患者役身体性アバタを介した看護コミュニケーション教育支援システムを開発し、その有効性を示してきた。本研究の目的は、よりよい看護師-患者関係を築くために重要となる患者の話を聴く力を高めるために、矛盾的誘導法の解析手法を用いて、リフレクション時にアバタ影を活用した看護コミュニケーション教育支援システムの有効性を検証することである。