近年,テキストを量的に分析する手法が看護研究において用いられるようになってきた。このような量的研究と従来から行われている質的研究には,それぞれ得意とする特徴や利点,欠点がある。本研究では,テキストを量的に分析する手法と質的研究手法の比較を行い,両者の特徴や利点等を整理することによって,研究者が目的に合わせて,研究手法を選択できるようにする。さらに,混合研究法の一つとして,質的研究と量的研究の融合可能性を探り,特にテキストの量的研究手法に機械学習を用いることにより,質的研究の大量テキストデータへの適用を目指す。
|