| 研究課題/領域番号 |
24K13662
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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| 研究機関 | 聖路加国際大学 |
研究代表者 |
井上 麻未 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (60337293)
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| 研究分担者 |
糟谷 知香江 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 教授 (30337274)
足立 智孝 亀田医療大学, 看護学部, 教授 (70458636)
Huffman Jeffrey 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (70611242)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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| キーワード | ヘルスヒューマニティーズ / メディカルヒューマニティーズ / ナラティブ・メディスン / 領域横断的教育 / 実践プログラムの開発 |
| 研究開始時の研究の概要 |
本研究は、医学・看護、保健の分野と、人文学・社会科学・芸術との創造的融合を図る新たな実践的学際的領域、ヘルスヒューマニティーズ(Health humanities; 以下、HH)を発展させ、医療保健、介護などの対人援助領域において領域横断的な教育プログラムを開発、推進することを目的とする。さらに、超高齢社会・人口減少社会における「地域共生社会」実現への改革工程で、今後我々が直面しうる課題に取り組むために、地域の多様なプラットフォームでの活用を目的とするHHの実践プログラムの開発と構築を目指す。
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| 研究実績の概要 |
2024年度の研究実施計画として、当初は2023年度より聖路加国際大学看護学研究科で新規科目として開講したHH概論IおよびIIの受講生および科目等履修生にアンケート調査を行うこと、さらに2019年度より聖路加国際大学で実施してきたHHリレー講座を継続実施することを計画していた。しかし、以下の理由で研究実施計画の順番を変更し、2026年度に計画していた「地域コミュニティで活用可能なHH実践プログラムの開発」の一部を先取りするかたちで研究を行った。音楽療法に関しては、HH新規科目での講義およびHH公開講座において聖路加国際病院の音楽療法士の先生を講師として音楽療法について学ぶ機会を設けてきた。HH実践プログラム開発のための試行プログラムとして、まずは作成準備が整った小児の緩和ケアのための実践プログラム(音楽)である音楽絵本の作成に取り組むこととした。聖路加国際病院の音楽療法士、子供医療支援室保育士、小児科医師、そしてボランティアで絵や音楽、動画制作に尽力くださったアーティストの方々の協力のもと、協働での音楽絵本『まほうのめがね』を作成した。また、「地域コミュニティで活用可能なHH実践プログラムの開発」に向け、日本文化(茶道、華道)を踏まえたHH実践への提言として、井上が“Chado and Kado: Traditional Japanese Arts and Durative Well-Being"を執筆し、HH事典(Palgrave Encyclopedia of the Health Humanities”の電子版に掲載された。なお、本邦初のHHテキスト『ヘルスヒューマニティーズ : 相互回復の実践・教育・研究 /木下康仁, 井上麻未, 糟谷知香江編著』(新曜社)が2024年9月に刊行された。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
3: やや遅れている
理由
上記の通り、2024年度は、2026年度に計画していた「地域コミュニティで活用可能なHH実践プログラムの開発」の一部を先取りするかたちで研究を行い、音楽絵本作成や論文執筆などの研究実績はあるが、実施計画の変更により当初予定していた2024年度に実施する予定であった研究に関して(聖路加国際大学看護学研究科のHH科目履修生を対象としたアンケート調査やHHリレー講座の実施や評価)、それぞれ準備段階にありながらも実施年度の変更より、実際の実施が先送りになったため。
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| 今後の研究の推進方策 |
2025年度は当初の実施計画に加え、2024年実施予定だったアンケート調査を行う。HHリレー講座に関しては、欧米で活躍するHH研究者を招聘予定である。米国からは、米国のHH研究の第一人者である、デポール大学健康科学部のクレイグ・クルーグマン博士 (Dr. Craig M. Klugman)を招聘し、「グリーフボットとデスドゥーラ:終末期ケアにおけるAIとヒューマンケア」("Greifbots and Death Doulas: AI and Human Care in End-of-Life Settings")と題するHH公開講座を5月に聖路加国際大学にて開催する。英国からは 「The Wellcome Trust funded Shame and Medicine Project」のリサーチフェローであるExeter大学のDr.Arthur Roseを招聘し、10月に公開講座を開催予定である。これらの公開講座を通して、海外の第一線のHH研究を紹介し、我が国でのHHの認知度の向上を図りたい。なお、2024年度に作成した音楽絵本『まほうのめがね』に関して、臨床現場や地域社会で広く活用してもらえるよう検討する。特に、音楽絵本の臨床での効果や課題を検討し、「地域コミュニティーで活用可能なHH実践プログラムの開発」に向け、研究を推進する。また、井上と共同研究者の足立智孝は2025年11月22日、23日に盛岡にて開催される第37回日本生命倫理学会年次大会「ヘルスヒューマニティーズと生命倫理」の大会特別シンポジウム「日本におけるヘルスヒューマニティーズの展開」のシンポジストとして登壇予定であり、本科研の研究実績もあわせて発表の予定である。
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