研究課題
基盤研究(C)
がん診療において、ゲノム医療が一般化しつつある中、患者と身近に接する看護師がゲノムリテラシーを高め支えてこそ、がんゲノム医療の充実・発展に寄与すると考える。加えて、患者のゲノムリテラシー向上も必要で、そのための情報支援が求められる。本研究では、①がん患者のゲノムリテラシーの現状とゲノム情報ニーズの把握、②がん看護に携わる看護師のゲノムリテラシーの現状の把握、③がん患者の求めるゲノム情報をまとめた説明書の作成、の3段階で研究を進め、がん看護に携わる看護師およびがん患者のゲノムリテラシーの現状把握・課題の明確化に加え、がん患者のゲノムリテラシー向上を目指した情報資材の検討・作成・評価を行う。