| 研究課題/領域番号 |
24K13779
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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| 研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
金正 貴美 香川大学, 医学部, 講師 (00335861)
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| 研究分担者 |
野嶋 佐由美 高知県立大学, 看護学部, 特任教授 (00172792)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2028年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2024年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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| キーワード | がん患者 / ピアサポーター / 医療 / 協働 / コンフォート / プログラム / プログラム開発 |
| 研究開始時の研究の概要 |
社会的に「がんとの共生」を目指す取り組みが行われるなかで、コンフォート(生活のなかで主体的に心地よいと実感している状態)が、がん患者のQOLを高めるにあたって重要である。申請者らは、独自のコンフォートの質問紙を開発することにより、コンフォートが健康関連QOLと関連していることを明らかにしてきた。 本研究では、ピアサポーターと医療者による、がん患者のコンフォートを高める協働要因を明らかにし、健康関連QOLにつながる協働支援プログラムを開発することを目的とする。がん患者を支える人々の協働要因を明らかにし、新たな地域活性型の標準化された協働支援プログラムを開発する。
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| 研究実績の概要 |
社会的に「がんとの共生」を目指す取り組みが行われるなかで、コンフォート(生活のなかで主体的に心地よいと実感している状態)が、がん患者のQOLを高めるにあたって重要である。申請者らは、独自のコンフォートの質問紙を開発することにより、コンフォートが健康関連QOLと関連していることを明らかにしてきた。しかし、近年、厚生労働省ではがん患者のQOLを高めるためにピアサポーターの設置を支援しているものの、ピアサポーターががん患者への健康関連QOLにより良い影響を及ぼす方法そのものについては、十分に検討されているとは言えない。2024年度 ピアサポーターと医療者との協働要因の文献検討での明確化に取り組んだ。医学中央雑誌、PubMed、CINAHL等を用いて「がん患者のコンフォート」、「ピアサポーター」、「医療」、「協働」をキーワードとして文献検索、整理を行った。和文献では13文献、洋文献では12文献を分析の対象とした。Kallio Rら(2021)は、がん患者に対するピアサポートの腫瘍看護師の捉えを明らかにしており、「①心理社会的なWell-beingの促進、②ピアサポートの促進因子としての看護師、③ピアサポートの懸念」を抽出した。この3つは他の文献においても概ね記述されており、本研究のピアサポーターと医療者との協働要因を探索するうえでも、見方や評価の仕方を反映すると考えられた。大野裕美(2010)は、がん相談支援におけるピアサポートの意義を記載しており、「相談員とピアサポーターは相互補完的な関係として協働していくことが重要」であり、「ピアサポートの役割の明確化」、「ピアサポート養成カリキュラムの標準化」を課題として掲げている。ピアサポートの形態に応じた相互補完的な関係の構築が求められる。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2024年度に文献検討を行ったが、協働要因について明確にしている文献が少なかった。そのため研究課題を、再度掲げなおし、文献の熟読を行った。研究課題は①ピアサポーターと医療者の協働の形態、②ピアサポーターと医療者が協働するうえでの課題、③協働の実際において、どのようなときに人がどのような協働をしたいと願うのか、④協働の望ましい形態とした。再度文献検討を行ったことで、ピアサポーター制度の実情を明確にすることができた。
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| 今後の研究の推進方策 |
2025年度から2026年度にかけて、協働要因を反映した、質問紙をもちいて調査し、協働要因を明らかにする予定である対象は、全国のがんサロン、がん患者会に入会しているがん患者500人とした。調査は一般コンフォート質問紙(金正,野嶋,2017)、ピアサポーターと医療者との協働要因(傾聴されたかの認識、情報ニーズが理解され明確化されたかの認識、ピアサポーターと医療者の役割とケアの共有化への認識等)、患者属性(がんの種類、治療内容、情報ニーズ、家族のサポート)とする。
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