研究課題
基盤研究(C)
乳がんの女性は、治療により乳房喪失や膣乾燥感、月経異常の出現、妊孕性を失う可能性や生殖補助医療の適応など、セクシュアル・ヘルスの視点からハイリスク対象者である。セクシュアル・ヘルスケアモデルの土台には看護実践者の姿勢が重要な位置を占めており、なかでも看護職自身のセクシュアリティの捉えや価値観をメタ認知し、固定観念から脱却するためのアンラーニングが重要であるものの、今だ十分な解明には至っていない。そこで本研究では、乳がん女性へセクシュアル・ヘルスを実践している看護職のアンラーニングのプロセスを解明し、アンラーニングを促進する教育プログラムの開発を行うことを目的とする。