研究課題
基盤研究(C)
住み慣れた地域で最期まで尊厳を持った暮らしを継続していくうえで、認知症が重症化する前に認知症の早期診断と支援を行うことが重要となる。一方で社会における認知症への誤解などから、認知機能検査の受診に対する意欲が低く、認知症と診断されず適切な支援を受けられないなどの問題がある。これらの課題を解決するために、近年急速に進歩するICTを活用し、個人の健康状態、認知機能を継続的に記録できるパーソナルヘルスレコードを活用し、医療専門職者との情報共有により、適切な時期に支援介入ができる仕組みを作っていくための基盤整備を目的とした研究である。