研究開始時の研究の概要 |
研究デザインは分析的観察研究であり、枠組みは, 医療の質モデルである。「構造」は, 要介護状態にあるPD療養者の利用する静岡市内訪問看護事業所の組織, 体制である。「過程」は, 訪問看護師の多職種・他機関との連携による非運動症状に対する統合ケア提供,「成果」は, PD療養者の患者報告型アウトカム(PRO)とする。自記式質問紙調査による①PD療養者のPROの測定を行い,非運動症状改善に向けた統合ケアの実態を把握する。②地理情報システムを用いPD療養者の医療・介護に関連するサービス利用の特徴の把握を行う。本結果の分析をふまえ, ③統合ケアにおける訪問看護の有効性の評価を試みる。
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