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地域特性を捉えた訪問看護師の地域ケアサービス創出スキル尺度の開発

研究課題

研究課題/領域番号 24K14198
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関横浜市立大学

研究代表者

綱嶋 里枝子  横浜市立大学, 医学部 看護学科, 客員研究員 (00981391)

研究分担者 金田 明子  横浜市立大学, 医学部, 准教授 (30848643)
丸山 幸恵  鈴鹿医療科学大学, 看護学部, 准教授 (50550696)
叶谷 由佳  横浜市立大学, 医学部, 教授 (80313253)
研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2026年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2025年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード訪問看護師 / サービス創出 / スキル / 尺度開発 / サービス / 創出
研究開始時の研究の概要

訪問看護師のサービス創出に関するスキルを測定できる尺度を開発することである。ステップとして文献レビューから尺度案となるアイテムプールを作成し、研究者でディスカッションを重ね、アイテムプールの精練を行う。その後専門家へインタビュー調査を行い尺度暫定版を作成する。次に全国の訪問看護ステーションを無作為抽出、4000か所の訪問看護ステーションに郵送法による無記名自記式質問紙調査を行う。回収された質問紙より、解析をおこない尺度を完成させる。

研究実績の概要

本研究は、訪問看護師の地域特性を捉えたサービスを創出するために必要なスキルを測定できる尺度を開発し、訪問看護ステーションが機能拡大するために必要なスキルを明らかにすることである。
2024年度、訪問看護師のサービス創出スキル尺度を開発するために、文献レビューを行った。また、本研究におけるスキルの定義は、コンピテンシーに基づくスキルに着目し21世紀型スキルの概念である『知識、技術、態度、倫理観、価値観』を採用した。文献レビューでは、医中誌web、Pubmedを使用し、30文献が該当し、ハンドサーチより和文献2件、英文献1件、33文献が対象となった。これらの文献から抽出したスキルにあたる項目より、抽象度を上げ、類似する項目を集約した結果23項目のアイテムプールを作成した。この23項目に、訪問看護師の保険外サービス創出に関するインタビュー調査から得られた30カテゴリーを加え、これらの類似性と相違性を吟味し、アイテムプール46項目を作成した。その後、看護研究者4名(看護管理1名、在宅看護1名、地域看護1名、老年看護1名)から、助言を得て精選し、41項目から成る訪問看護師のサービス創出スキル尺度(the Skills Scale of Creating Service for Home Health Nurses)SSCS項目(案)を作成した。
2025年度は、このSSCS(案)に関するエキスパート調査(実際にサービスを創出し実践している訪問看護ステーション所属の訪問看護師または看護管理者対象7‐10名)を実施し、表面妥当性・内容妥当性の検討をおこない、SSCS(暫定版)を作成していく。出来上がったSSCS(暫定版)の信頼性・妥当性の検討のため、全国の訪問看護ステーションを対象に自記式質問紙調査をおこない、SSCSの開発を目指す。

現在までの達成度
現在までの達成度

2: おおむね順調に進展している

理由

2024年度は訪問看護師のサービス創出スキルに関する内容を文献レビューより抽出した。抽出された項目について21世紀スキルの概念に基づき整理し、46項目のアイテムプールを文献より抽出した。その後、看護研究者4名(看護管理1名、在宅看護1名、地域看護1名、老年看護1名)から、助言を得て精選し、41項目から成る尺度案(SSCS案)を作成した。今後、このSSCS(案)の表面妥当性・内容妥当性の検討を行うため、実際にサービス創出した経験がある訪問看護事業所の管理者・訪問看護師(エキスパート)を対象にインタビュー調査を実施する。現在、研究計画書を所属機関の倫理審査へ申請した。
当初より予定していたエキスパート調査を2025年度に開始できるよう2024年度は予定しているステップを踏みながら研究を遂行した。倫理審査が承認され次第エキスパート対象のインタビュー調査を実施していく予定である。
また、訪問看護師の多くが所属する訪問看護ステーション設置に関する地域特性(地域格差)をオープンデータを用いて検証することに着手し、設置に関する実態及び設置に関連する要素を明らかにする予定である。

今後の研究の推進方策

2024年度中に申請した研究計画書の倫理委員会の承認を得たのち、SSCS(案)の表面妥当性・内容妥当性の検討をエキスパート7‐10名に対してインタビュー調査を実施していく。インタビュー調査を実施後、得られたデータより研究者間で協議し、SSCS(暫定版)を作成していく。このSSCS(暫定版)の信頼性・妥当性の検証のために、全国の訪問看護ステーションに対して質問紙調査を実施し、2025年度中にSSCSの開発を目指す。
尺度開発と並行して、オープンデータを使用した訪問看護ステーション設置数と地域格差に関する研究をすすめ、地域特性と訪問看護ステーション設置数の関連を検証していく。これにより、訪問看護師の多くが所属する訪問看護ステーション設置の地域的背景を明らかにすることが可能であると判断する。この知見が、訪問看護師がとらえる地域特性を多角的に考察できると考える。
これらの研究により得られた知見は積極的に学会発表および論文発表を行い、地域包括ケアシステムおよび地域共生社会の構築に寄与する訪問看護師の専門性を唱える一資料として公表していく予定である。

報告書

(1件)
  • 2024 実施状況報告書

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公開日: 2024-04-05   更新日: 2025-12-26  

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