研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的はサルコペニアにより生じる筋の経時的変化について、組織学的およびMR画像輝度変化と筋機能変化の関係性をin vivoで包括的に明らかにすることで、サルコペニア筋病態予測アルゴリズムを開発することである。対象はラットとし、ヒトサルコペニア評価で用いられる評価項目(MR画像、 機能評価)と、動物モデルで実施しやすい評価項目(組織学的解析、筋質重量測定、機能評 価)の双方を取り入れることで、多数の評価項目の相関を明らかにする。本研究が明らかになることで、単一の評価項目結果から副次的なサルコペニア筋病態の予測が可能となることが予想される。