研究課題
基盤研究(C)
心不全などの急性疾患による入院は高齢者の身体機能、認知機能を大きく低下させる重要な要素でありhospitalization associated disability (HAD)として知られるが、詳細な機序はわかっていない。腸管機能はヒトの生命維持に重要な役割を果たす。しかし、循環器疾患やHADにおける腸管機能の役割は未だ不明である。本研究では、循環器疾患で入院した患者において、排便機能、便性状、腸内細菌叢、腸内細菌叢代謝物質を評価し、心機能、血管機能、血栓形成能、HAD発生、心血管予後との関連を調査することを目的としている。