研究課題
基盤研究(C)
筋紡錘は、骨格筋の長さ変化を脳へと伝達する固有感覚受容器であり、立位維持や運動制御に必須である。しかし、その重要性にも関わらず、筋紡錘に対する老化研究は筋線維や神経筋接合部に比べて圧倒的に遅れている。本研究では、最新の分子マーカーを用いた組織学・遺伝学的解析とin vitro電気生理学的手法による求心性神経・筋の機能解析を併用することで「筋紡錘の加齢性変化機構」を解明し、加齢性運動器疾患の発症との関連性を明らかにする。