研究課題
基盤研究(C)
令和5年6月、本邦内閣府において「宇宙基本計画」が正式決定され、同時に諸外国も宇宙進出への関心が増大している現代において、ヒト身体への重力の影響は重要な研究課題である。MAPKタンパク質の研究について近年でも多くの研究報告がなされており、それら興味深い研究報告と我々のこれまでのMAPKタンパク質に関する知見を背景に、令和6~8年度は複数の実験計画を構築した。研究の一部は、欧州研究者との共同研究を含む3G負荷実験を実施することができ、微小重力実験の実施とともに、重力変化・活動量変化に対する骨格筋の適応変化を明らかにする、独創性のある研究として位置づけられる。