研究課題
基盤研究(C)
本研究は,Margaria教授やdi Prampero教授をはじめとするイタリアの研究グループによって明らかにされてきた超最大運動時のエナジェティクスに関する研究知見を土台としている.本研究では,超最大運動時の単位時間あたりの血中乳酸濃度と,単位時間あたりのエネルギー需要量の間に成立する直線回帰式を個人毎に求めることによって,新たな無酸素性体力指標及び有酸素性体力指標を提案することを目的としている.これらの指標は,何れも超最大運動時の生理応答から算出されるため,特に超最大強度でおこなわれる競技のアスリートにとって,有益・重要な指標となる可能性がある.