| 研究課題/領域番号 |
24K14596
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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| 研究機関 | ユマニテク短期大学 |
研究代表者 |
大矢 知佳 ユマニテク短期大学, 幼児保育学科, 助教 (50921607)
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| 研究分担者 |
寺本 圭輔 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (70362308)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2027年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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| キーワード | 子ども / 筋電図間コヒーレンス / 運動 / 体力・運動能力 / 脳・神経系 / 発育発達 / 巧みさ / 身体動作 |
| 研究開始時の研究の概要 |
脳・神経系の発達が著しい幼児期・学童期は、身体活動が「動きの巧みさ」の発達に非常に重要な時期とされる。これまでその評価としては動作の観察や体力運動能力テストが用いられてきたが、身体動作を司る脳・神経系に視点を当てた客観的指標に基づいた評価は行われていない。近年、神経学的視点からの評価としてコヒーレンス解析法により、簡便に、脳・神経系の活動を明らかにできることがわかってきた。そこで、本研究では、小児の動きと脳・神経系の機能の発育変化関係を縦断的に示す。さらに、体力・運動能力テストや身体調整力を示す全身反応時間とともに示し、子どもの運動能力の発育変化を総合的に明らかにしていくことを目的とした。
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| 研究実績の概要 |
幼児期は歩行動作をはじめ、走る・跳ぶ・投げるといった基礎的な動きを様々な身体活動を通して身に付けるのに適している。そのためこの時期の多様な運動経験が重要とされる。身体動作は脳や神経系の働きがもととなり、この視点からこの時期の子どもの発育発達について明らかにしていく必要がある。 脳・神経系の働きを示す一つの指標としてコヒーレンス(同調性)が示される。コヒーレンスとは二つの電気信号間の同調性を示し、筋電図間の共通の律動が脳・神経系の働きの一部を反映しているとされる。筋電図の記録からコヒーレンスを算出し、これを脳・神経系の働きの指標として発達の特徴を示した。 2024年度は年中児11名を対象として、1年にわたり、3回の測定を実施することができた。身体組成、運動中における筋電図を用いた筋活動の記録より筋電図間コヒーレンスを算出した。通常の歩行運動と視覚誘導を伴う歩行運動の運動課題時の2つの課題時の筋活動を記録した。 これまでに記録した同調査項目で年長児を対象とした横断的データ分析より運動課題間の違いの視点から発達の特徴を示したものを教科開発学論集の雑誌に投稿した。さらに、月齢や身体組成との関連性を示したものを日本発育発達学会大会で発表した。 これらの報告は運動する頻度の違いによって筋電図間コヒーレンスが異なる傾向を示し、日常の運動が脳・神経系の働きに影響を及ぼしている可能性を示した。しかし、この報告では横断的な研究となるため、2025年度は今年度測定した同対象者によるデータの変化を検討の分析を行い、縦断的研究の準備を進めていく。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
2: おおむね順調に進展している
理由
今年度より調査を実施開始することができ、1年間に複数回の測定ができた。園との連携も出来ており、来年度も同様のペースで実施する準備が進められている。
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| 今後の研究の推進方策 |
2025年度は、2024年度に測定したデータをまとめ、学会発表、論文投稿に向けて執筆を進めていく。また、体力・運動能力テストの項目との関連性や運動介入による変化を検討するための準備をすすめていく。 手順としては園との打ち合わせより今年度の測定実施日程をつめ、運動能力テストや動きの評価など他の評価指標と合わせて検討することの説明を行う。さらに、園での運動介入の内容を検討し、併せて実施時期を決めていく。
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