研究課題
基盤研究(C)
過敏性腸症候群 (IBS) は、腸に潰瘍が認められないにも関わらず、慢性的に腹部膨張感や腹痛などを起こす疾患であり、日常生活の不安や緊張によるストレスが、腹痛、下痢、腹部の不快感などを引き起こすと推測されている。なお、国内のIBSの潜在的な患者数は1,500万人にものぼるとされている。従って、本研究を行うことで、植物由来乳酸菌が新生する「ストレス緩和及び炎症性サイトカイン抑制物質」の構造と機能を解き明かすと共に、将来的な治療薬の開発に結びつけたい。