クローン病患者の食事・栄養療法における食事関連QOLの意義に関する研究

• 研究課題/領域番号: 24K14629
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分59040:栄養学および健康科学関連
• 研究機関: 大阪公立大学
• 研究代表者: 松本 佳也 大阪公立大学, 大学院生活科学研究科, 准教授 (70870012)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円); 2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2024年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: 栄養 / QOL / クローン病 / 食事関連QOL / 病態

研究開始時の研究の概要

クローン病の治療では消化管の安静を保つために、脂質制限などの食事・栄養療法が重要となる。食事制限は、病勢コントロールには寄与するが、食事の楽しみなど、食事に関連する生活の質（食事関連QOL）を低下させ、食事摂取量および栄養状態の低下を招き、結果として健康関連QOLを低下させる可能性がある。
本研究では、クローン病患者を対象とした観察研究により、食事関連QOL、栄養状態、食事・栄養素摂取状況、健康関連QOLの評価および関連性を解析し、食事・栄養療法における食事関連QOLの意義を解明することを目的とする。本研究により、クローン病患者のQOLを重視した食事・栄養療法開発への寄与を目指す。