研究課題
基盤研究(C)
免疫細胞では、免疫応答時にミトコンドリアが活性化され活性酸素(ROS)がシグナルとして働くが、糖尿病においては免疫細胞のミトコンドリア機能が低下し免疫力が低下している。先行研究より、水素分子の飲水は糖尿病や肥満等の生活習慣病に対して効果を発揮し、ミトコンドリア活性化作用やエネルギー代謝促進作用があることが示されている。本研究では、糖尿病モデルマウスに水素水を飲水させ水素分子による免疫力改善効果を明らかにする。さらに、免疫応答時のミトコンドリア機能やエネルギー代謝を測定し、その作用機序を解明する。