ビオチン不足が卵子ヒストン修飾におよぼす影響とメカニズムの解明

• 研究課題/領域番号: 24K14663
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分59040:栄養学および健康科学関連
• 研究機関: 名古屋女子大学
• 研究代表者: 辻 愛 名古屋女子大学, 健康科学部, 講師 (40826749)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2024年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
• キーワード: ビオチン / 卵子 / ヒストン修飾 / 代謝異常 / 水溶性ビタミン

研究開始時の研究の概要

卵子におけるヒストンのアセチル化修飾異常は、染色体構造の安定性を低下させ、減数分裂異常を引き起こすことが報告されている。アセチル化修飾に関与する酵素の中には、代謝や代謝産物の影響を受けるものが存在する。水溶性ビタミンであるビオチンの不足による代謝異常は、ヒストン修飾異常を引き起こす可能性がある。本研究では栄養・代謝との関係性を踏まえて、ビオチン不足が卵子のヒストン修飾におよぼす影響とそのメカニズムを明らかにする。