血管内皮細胞を標的にした慢性腎臓病における血管石灰化予防改善方法の確立

• 研究課題/領域番号: 24K14701
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分59040:栄養学および健康科学関連
• 研究機関: 滋賀県立大学
• 研究代表者: 安澤 俊紀 滋賀県立大学, 人間文化学部, 講師 (80734425)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 血管内皮細胞 / 慢性腎臓病 / 血管石灰化

研究開始時の研究の概要

慢性腎臓病の病態進展と心血管疾患による死亡リスクの増加は問題となっている。腎機能低下による高リン血症が血管石灰化を引き起こすと考えられている。内皮間葉移行やフェロトーシスが病態進展に関与していると考えられるが、慢性腎臓病における高リン血症と内皮間葉移行、フェロトーシスとの関連は不明である。また、慢性腎臓病や高リン血症の治療には食事、栄養管理が非常に重要であるが、その効果の詳細な作用機序については解明されていない。慢性腎臓病病態進展にともなう血管石灰化について血管内皮細胞の病態変化として知られている内皮間葉移行およびフェロトーシスに着目して血管石灰化の作用機序解明を目指す。