研究課題
基盤研究(C)
肥満は、高脂肪食摂取による脳の視床下部弓状核における炎症に伴って発症する食リズムの乱れが最たる原因であると考えられているが、脳での摂食調節をターゲットとした肥満予防に寄与する機能性食品成分の研究報告はほとんどない。本研究では、申請者がこれまでに摂食リズムを改善することを報告してきた黒大豆種皮ポリフェノール(BE)を用いて、①食リズムを是正するBE中の活性本体を見出し、②BEが食リズムを是正する詳細な作用メカニズムと初発の標的分子を究明する。