研究課題
基盤研究(C)
腸・肝バリア破綻と肝がん発症との因果関係、またその発生原因を解明するため、1. TJ形成を誘導するペプチドJIPm35によるバリアの制御が肝がん発症や進展に与える影響を調べる。2.JIPm35に影響を与える腸内細菌種の特定を行う。(2-1) NAFLD-HCC患者の腸内細菌叢による腸・肝バリア破綻の発生検証を行う。 (2-2) JIPm35に関与する腸・肝臓バリア機能を修復する原因菌の特定を行う。(2-3) 同定した原因菌による肝癌抑制を検証する。3.肝がんの発症に影響するJIPm35の作用メカニズムの解明を行う。